
画像出典:© Riot Games
League of Legendsにおいて、ジャングラーの判断は試合の勝敗を大きく左右します。特に「Objective(目標物)」を優先するのか、「Experience(経験値差)」を優先するのかは常に議論の的です。
Redditでも最近こんな投稿が話題になりました。
“Is it better to have secured 3 dragons as a jungler, or be 2.5–3 levels up on the enemy jungler?”
つまり、「ドラゴン3体の確保」と「相手ジャングラーとの差2.5~3レベル」のどちらがより価値があるのか、という疑問です。
今回はReddit投稿をもとに私の主観も含めて解説していきます。
ドラゴン3体を確保するメリット
最初にドラゴン獲得のメリットから挙げていきます。
- ソウル獲得への近道
3体取っておけば、4体目で「ドラゴンソウル」を獲得できるチャンスが生まれます。ソウルはゲームの流れを一気に変えるだけの力があります。
特に「Hextech」「Infernal」「Ocean」などは終盤でも絶大な効果。 - チーム全体への恩恵
ドラゴンは経験値やゴールド以上に永続的なステータス上昇を全員に付与します。これはレートが長引くほど強く響いてきます。 - 試合展開を縛る
相手に「ドラゴンファイトを起こさなければならない」プレッシャーをかけられるのも大きな強みです。
レベル差2.5~3をつけるメリット
次にジャングラーのレベル差について
- 個人の支配力アップ
ジャングラーが3レベル高いということは、スキル段階・ステータス・スマイト差で常に優位に立てるということ。
例:Lv9のジャングラー vs Lv6の相手ジャングラー → スキルの進化とステータス差で一方的に勝てます。 - 全マップへの影響力
レベル差があることでガンク・小競り合い・オブジェクトファイトすべてで優位。相手はドラゴンやリフトヘラルドに触るのすら難しくなります。 - バロン戦に直結
Lv差は「スマイト差」に直結します。Lv12 vs Lv9でバロン争奪戦になった場合、まず勝負になりません。
どちらが強いのか?
結論から言えば 「試合展開次第」 です。
- 序盤~中盤に試合を決めたいなら → レベル差優先
相手を一方的に潰してテンポを握れる。特にメタ的に「雪だるま式に勝ちやすい」チャンピオンなら有効。 - 試合が長引きそうなら → ドラゴン優先
ソウルは時間が経つほど価値が高まる。シールド系やタンク構成が多い試合ではソウルの持続的効果が勝敗を分ける。(レイトゲームで特に有効)
まとめ
ジャングラーにとって常に悩ましい選択ですが、シンプルに整理するとこうです。
- 「3 Dragons = Win Condition(勝利条件の固定化)」(レイトゲームで特に有効)
- 「3 Level Lead = Tempo Control(テンポ支配)」(早めのゲーム展開で有効)
つまり、「試合をコントロールしたいのか」「試合を終わらせたいのか」で選ぶべき戦略が変わります。
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